迷惑メールはどこから来るのでしょう
迷惑メールはどこから送られてくるのでしょう。また、どこからは送られてこな
いのでしょう。
迷惑メールの送信者は二つのことを同時に目指しています。
- 特定の URL に誘導すること
目的は「物品の販売」、「会員の勧誘」、「情報の取得」が目的ですから、
迷惑メール送信者が用意する URL への誘導は最大のねらいです。
- 送信者の身元を隠すこと
情報管理を徹底しているのは「迷惑メール送信者」です。
迷惑メールの送信者はつぎのホストから送ってきます。
- プロバイダの「非固定 IP 接続契約」
- ホスト名を参照されないようにしたホスト
- 日本以外のプロバイダのホスト
送信元の特定できにくいホストから、身元の特定できにくいメールアドレスを使
用して送って来ます。
フリーメールのように現実社会での氏名などを正確に明か
さなくてもよいメールアドレスは、「迷惑メール」の好むところです。
-
プロバイダの「非固定 IP 接続契約」
「非固定 IP 接続契約」と言うと難しいですが、いわゆるダイアルアップ回線のことです。
国内・国外を問わず「非固定 IP 接続契約」のホストから来るのが主流です。
- 安価であること
- 接続を変えるとIP アドレスが変わるのでなかなか利用者を特定できません。
- いくつかのフリーメールアドレスを使用し
て IP アドレスを変えるようにすればフリーパスです。
- 「個人情報保護」が結果として「迷惑メール送信者」を保護しています。
いくつかのプロバイダは「非固定 IP 接続契約」の利用者が直接メールを
送り出すことをできないようにしていますが、表現は悪いですが「私は無関係」と宣言するだけで
迷惑メールの減少には結局何の関係もありません。
他の、プロバイダに変えれば良いことです。
すべてのプロバイダが「非固定 IP 接続契約」の利用者に直接メールの送り出しを禁止することは
無いでしょう。
-
ホスト名を参照されないようにしたホスト
インタネットでは IP アドレスが分かれば利用者が特定できます。この機能を「IP の逆引き」
と読んでいます。
このような
IP Address < -- > ホスト名
の変換は DNS で実現されますが、
DNS を設定して次の機能を働かせることは利用者の「権利」であって「義務」では無いのです。
DNS でホスト名からIP アドレスに変換する(正引き)
IP アドレスをホスト名に変換する(逆引き)
「逆引き」をできない状態でメールを送って来たならば簡単に文句を言う相手を特定できません。
-
日本以外のホスト
日本以外のホストを利用して迷惑メールを送って来た場合、苦情を言うのも大変です。
逆に言えば、例え英語で書いてあっても、「照会」のメールが来た場合、キチンと対応できる人はどれくらい
いるでしょう。
英語で手紙を書くのも大変ですし、送り先も大変です。かなり問題があっても動いてくれる機関もありません。
いずれ、対策はされるのでしょうが、日本の隣の「韓国」・「中国」などは逆引
きを設定しないのが習慣のようです。
迷惑メールが、韓国・中国から送られてくると対応は中々難しいことになります。
送信元ホストを判別して迷惑メールを拒否する
迷惑メールの送信元ホストの傾向が分かれば、対応策もあるものです。
- 「非固定 IP 接続契約」から直接送られてくるメールを受け取らない。
- 身元の判別できない(IP からホスト名を得ることのできない) ホストから
送られて来るメールは受け取らない。
- メールを受け取るホスト(一般には MX ホストという)が逆引きできないメー
ルは受け取らない。
現在は、この方法で拒否をすると docomo.ne.jp が受信できません。
- ある種の鎖国をする。
- IP 割り当て国を調べて例えば日本以外から来るメールは受け取らない。
- メールドメインで jp, com などのドメインを持つものを受信しない。
jp ドメイン以外を拒否対象にできないのが残念です。
などの対応が可能です。
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